現在、大阪市立大学には、体育会に加盟しているサークル59と応援団があり、学生諸君は日夜、クラブ活動に若い情熱を傾けています。
 クラブ活動は本人の心身の鍛練はもとより、いろいろな活動を通じて貴重な友人や経験を得ることができ、学生にとって非常に有意義であるばかりか、明るく活力あるキャンパス作りや人間性豊かなスケールの大きな人材の輩出などの面において、大学の発展にも大きく寄与しているところであります。

 近年、価値観が大きく変化し、ともすれば楽な方に流れがちな若者の風潮の中にあって、青春をかけてクラブ活動に打ち込んでいる後輩達のため、また、愛する母校の発展と名誉のため、我々OB会は出来る限りの支援を行い、サークルの育成に努めて参りました。
 しかし、残念ながら、最近の市大スポーツは一部のサークルを除いて低迷し、中には存亡の危機に瀕しているサークルすらあります。

 言うまでもありませんが、スポーツの振興・サークル活動の発展を図るためには、クラブ内組織の強化や科学的に裏付けられた合理的なトレーニングの実施、コーチングスタッフの充実などに取り組んでいく必要があります。
 そして、それを具体的に実現していくためには、ハード面では科学的なトレーニングセンターや研究機能を備えた総合的な欧米並のスポーツ会館の建設や部室・合宿所の整備を図るとともに、ソフト面では大学や体育会の事業を一層充実させ、魅力ある強いサークル作りに努めて行くことが重要であり、もとより我々OB会もより積極的な楽割りを果たすとともに一層の支援、協力を進めていく必要があると考えます。

 しかしながら、こうしたことは単一のクラブOB組織では限界があり、OB会がお互いに協力し、力を合わせて取り組んでいくことが重要であります。
 この点、関西大学や立命館大学、同志社大学などにおいては、OB会の連合会が結成され、いわゆるスケールメリットを生かした様々な支援事業を展開しています。

 以上のことから我々大阪市立大学体育会クラブOB会は、大学創立110周年を期に、OB会組織の強化と一層の結実に向け、「大阪市立大学スポーツアソシエーション」を設立し、大学・体育会との密接なネットワーク体制のもとスポーツ会館の建設を始めとする様々な事業を行い、もって大阪市立大学におけるスポーツの振興と母校の発展に貢献したいと考えます。

平成2年9月  

 

 

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